2000年7月8日 |
MAIS幹事会 |
- 1:対外接続の拡充
- ますます増大する外部とのトラフィックに対処するため、SINETとの接続を1999年12月からATM MegaLink 6Mbpsに強化しました。ATM
MegaLink回線はこれまでどおり宮崎大学と宮崎医科大学が共同で費用を負担している。
QCN回線を、1999年12月から従来の1.5Mbps×1から、1.5Mbps×2に増強しました。 回線費用は、県立看護大と宮崎公立大が共同で1.5Mbps×1、宮崎大学と宮崎医科大学が共同で1.5Mbps×1を費用を負担している。
QCN回線については、1.5Mbps×2を 3Mbps×1に変更し、費用は上記4大学の共同契約にするよう手続きをすすすめているが、関係組織の一部の事務方の理解を得るのに手間取っている。最近の社会の情報化の進展に逆行するような旧態依然の見本のような関係組織の一部の事務方の発想と問題解決方法には、ただただあきれるばかりである。MAISとしては、対外接続の回線費用の負担の問題を解決するために、参加組織間での基本的な合意を得る必要がある。
資料1:MAISネットワーク接続図
資料2:MAIS --- Miyazaki-NW 相互接続リスト
資料3:MAIS-MUIXのトラフィック
- 2:MAISの運用する各種サーバの強化
- (1) Multicast router
MUIXに multicast router を設置し、MAIS-MBONEの本格的な運用を始めた。multicast router
は宮崎大学情報処理センターが提供した。 MAIS-MBONEのLINKは以下のようになっている。
133.54.128.101 (kibaru.mais.or.jp) [DVMRPv3 compliant]:
133.54.128.101 -> 0.0.0.0 (local) [1/1/querier/leaf]
133.54.128.101 -> 133.5.10.12 (misa.ec.kyushu-u.ac.jp) [1/32/tunnel]
133.54.128.101 -> 133.54.240.11 (muipc) [1/1/tunnel]
133.54.128.101 -> 202.23.73.56 (mc.mais.or.jp) [1/8/tunnel]
133.54.128.101 -> 210.137.8.12 (mango.mpu.ac.jp) [1/8/tunnel]
133.54.128.101 -> 202.213.0.167 (weber.cc.miyakonojo-nct.ac.jp)
[1/8/tunnel/down/leaf]
133.54.240.11 -> 0.0.0.0 (local) [1/8/querier/leaf]
133.54.240.11 -> 133.54.242.34 (sirius.astro.miyazaki-u.ac.jp)
[1/8/tunnel/down/leaf]
133.54.240.11 -> 133.54.228.131 (condor.cs.miyazaki-u.ac.jp)
[1/8/tunnel]
133.54.240.11 -> 133.54.170.69 (jet.te.miyazaki-u.ac.jp)
[1/8/tunnel]
133.54.240.11 -> 133.54.214.8 (osuzu) [1/8/tunnel]
133.54.240.11 -> 133.54.128.101 (kibaru.mais.or.jp)
[1/1/tunnel]
133.54.240.11 -> 133.54.210.15 (pc210015.cc.miyazaki-u.ac.jp)
[1/8/tunnel/down/leaf]
(2) NetNews Feeder
これまで、宮崎大学情報処理センターのニュースサーバが各組織のニュースサーバとリンクをしていたが、負荷の増大で能力の限界にきたため、
MUIXに専用のニュースフィーダーを設置し、各組織のニュースサーバとリンクした。
ニュースフィーダーは、MAISの費用で購入した。
(3) FTP server
PC-Unix(Linux,FreeBSD),GNU のmirror を始めたことにより、マシンの能力が不足してきたので、MotherBoard
と Memory を購入しマシンを更新した。 さらに、現有資源を利用しもう一台 ftp サーバを立ち上げた。
(4) Proxy server
1台で運用していたが、負荷が増大し、限界に達したので2台で運用を行なっている。 増設したホストは、MAISの費用で購入した。
(5) NTP(Network Time Protocol)サーバの設置
ネットワークを通して計算機(ホスト)のシステム時計の同期をとるNTPサーバを設置した。 MAISのNTPサーバでは、GPS衛星からの時刻信号を受信してシステム時計の調整をしています。
GPSアンテナの設置場所の関係で、サーバは宮崎大学工学部情報棟に置かせてもらっています。
機器は、GPSアンテナ、ホストとも宮崎大学情報処理センターの提供です。
資料4:MAIS各種サーバの仕様
資料5:MAIS各種サーバの利用統計
- 3:MUIXルータ等の収容ラックの設置
- これまで、MUIXのルータ等は、ルータの収容用としては適切でない棚においていたが、危険でもあるので専用の収容ラックを宮崎大学情報処理センターから借用し、MAISの参加組織のルータ、ハブ等を収容しました。
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