MAIS 1998年度 活動報告
1999年6月19日
MAIS幹事会
1:接続状況
1-1 MAISの外部接続のマルチーホーム化
1998年10月1日から、看護大学と公立大学が提供したQCNとMUIXが1.5MBPSで接続された。
マルチーホーム化に伴い、MUIXセグメントをSINET用とQCN用のスイッチングハブに分割し、
図1の構成にした。
QCNへは表1に示すネットワークアドレス向けのパケットを流すように各ルータを設定
している。ただし、VLSM(可変長サブネットマスク)に対応していないルータは
SINETまたはQCNのどちらか一つを向いている。
1-2 九州保健福祉大学の参加とMAIS延岡ノードの開設
1999年3月に、九州保健福祉大学がMAISに接続したのを機会に、延岡商業高校の接続を
九州保健福祉大学経由での接続にできないかと言う要請があり、九州保健福祉大学の
開設準備室の方と話合いをしたところ、こころよく引き受けていただくことになりました。
今後は、九州保健福祉大学の協力を得てMAIS延岡ノードとして運用していくことになりました。
2:MAISのPROXYサーバの強化
これまでのproxy.mais.or.jpの他に、MUIXのQCNセグメント側にproxy1.mais.or.jpを
立ち上げました。これにより、QCN経由のWWWのトラフィック(IIJ,SPIN,InfoWeb,InfoSphere,
TokyoNetなど)はQCN経由となり、トラフィックの分散をはかっています。また、QCNに接続
している CMP-LABのproxy serverとの間でsiblingをはって、proxy server間の連係をして
います。(他に、KARRNのproxy serverともsiblinしています)。
3:MAIS-MBONE(IP Multicast)の拡張
MUIXのネームサーバ/MXである gokase.mais.or.jp に mroutedをいれ、JP-MBONEに
リンクをはりました。これまでの宮崎大学のmulticast router経由よりトポロジー的に
物理接続との整合性がよくなりました。現在はgokase.mais.or.jpから、宮崎大学、宮崎医科
大学、県立看護大学、公立大学、都城高専の各組織へLINKが張られています。
4:宮崎県次世代ネットワーク協議会への参加、協力
1998年6月29日に、宮崎県および周辺地域の次世代のネットワークを協議検討することを
目的とした宮崎県次世代ネットワーク協議会が発足し、MAISも参加しました。
5:MAIS研修会 『教育現場におけるインターネット活用』の開催
1998年8月25日(火)、宮崎公立大学で標記の研修会を開催した。
プログラムは別紙の通りである。
宮崎県教育委員会の協力により、県内の小中高校への連絡が行き渡ったこともあってか
小中高校の先生を中心に約80名の参加を得られ盛況であった。
6:宮崎ネットワーク協議会への参加
宮崎県内のインターネットを利用している組織によって、ネットワークの不正利用対策、
情報収集、啓蒙を目的に、1999年2月16日発足した宮崎ネットワーク協議会へ参加
しました。
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